多肉植物 金のなる木:初心者でも絶対大丈夫!驚くほど簡単な育て方ガイド決定版
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多肉植物 金のなる木:初心者でも絶対大丈夫!驚くほど簡単な育て方ガイド決定版

5/30/2025, 5:24:32 PM

多肉植物 金のなる木の育て方、水やり、置き場所のコツを解説。枯らさずに大きく育てる方法を知って、縁起の良い金のなる木を楽しみましょう。

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「金のなる木」って聞くと、ちょっとワクワクしませんか? ぷっくりした葉っぱが可愛いこの多肉植物、名前の縁起の良さからプレゼントにも人気ですよね。でも、「買ったはいいけど、なんだか元気がない…」「葉っぱがシワシワになってきた…」なんて経験、ありませんか? 育てやすいって聞いたのに、なぜかうまくいかない。そんな悩みを抱えている方もいるかもしれません。この記事では、多肉植物 金のなる木を健康に、そして長く楽しむための正しい育て方を、水やりから置き場所、増やし方まで、分かりやすくお伝えします。もう枯らさない!を目指しましょう。

多肉植物 金のなる木ってどんな植物?

多肉植物 金のなる木ってどんな植物?

多肉植物 金のなる木ってどんな植物?

名前の由来と人気の秘密

さて、多肉植物のコーナーでひときわ目を引く「金のなる木」。正式名称は「クラッスラ・ポーチュラカ」とか「花月(かげつ)」なんて呼ばれますが、やっぱりみんな「金のなる木」と呼びますよね。

この名前、もうそのまんま、お金が増えそうな縁起の良さからきています。丸くて厚みのある葉っぱがお金の形に似ているから、なんて言われますが、実際には若い茎に五円玉や十円玉を通して、そのまま成長させて「お金がなった木」として売られたのが始まりらしいです。まあ、ぶっちゃけ後付けの逸話みたいなもんですけど、それでもなんか良いことありそうって気分になりますよね。

見た目の特徴と分類

金のなる木は、南アフリカ原産のベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物です。多肉植物なので、葉っぱや茎に水をたっぷり蓄えています。だから、ちょっと水やりを忘れても大丈夫。この「乾燥に強い」っていうのが、育てやすいと言われる大きな理由の一つです。

成長すると、茎が太くなってまるで木の幹みたいになります。小さい鉢植えでも可愛らしいですが、大きく育てると貫禄が出て、観葉植物としても楽しめます。葉っぱの色は緑が基本ですが、日当たりが良いと葉の縁が赤っぽくなることもあります。これがまた変化があって面白いんですよね。

  • 正式名称はクラッスラ・ポーチュラカまたは花月
  • ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物
  • 南アフリカ原産
  • 丸い厚い葉っぱが特徴
  • 乾燥に強く育てやすい
  • 大きく育つと木のようになる

多肉植物 金のなる木を元気に育てるための水やり

多肉植物 金のなる木を元気に育てるための水やり

多肉植物 金のなる木を元気に育てるための水やり

水やりの基本は「乾いたらたっぷり」

多肉植物 金のなる木を健康に育てる上で、水やりは一番の肝心な部分かもしれません。ついつい水をあげすぎちゃう人、多いんですよね。でも、金のなる木は葉っぱに水をため込むプロ。乾燥には強いけど、水のあげすぎには弱いんです。

水やりの基本は「土が完全に乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷりあげる」。これだけです。土の表面が乾いていても、鉢の中は湿っていることがあります。心配なら、割り箸なんかを土に挿してみて、抜いたときに土がついてこなければ「あ、乾いてるな」って判断できますよ。

季節で変わる水やり頻度

「乾いたらたっぷり」が基本ですが、季節によってその「乾き具合」も、植物の水の要求量も変わってきます。春と秋は金のなる木が一番元気に成長する時期なので、土が乾いたらしっかり水やりを。だいたい週に1回くらいが目安でしょうか。

問題は夏と冬。夏は暑すぎてちょっとお休みモードに入るんです。この時期に水をあげすぎると根腐れしやすいので、控えめに。土が乾いて数日経ってから、夕方涼しくなってからあげるのがポイントです。冬はさらに水を吸わなくなるので、月に1回程度、断水気味で大丈夫。乾燥気味にすることで耐寒性も増します。多肉植物 金のなる木を元気に育てるための水やりは、このメリハリが大事なんですね。

  • 土が完全に乾いているか確認する
  • 鉢底から水が出るまでたっぷりあげる
  • 受け皿に溜まった水は必ず捨てる
  • 春・秋:土が乾いたら水やり(週1回目安)
  • 夏:控えめに(土が乾いて数日後、夕方に)
  • 冬:さらに控えめに(月に1回程度、断水気味に)

多肉植物 金のなる木にぴったりの置き場所と冬越し

多肉植物 金のなる木にぴったりの置き場所と冬越し

多肉植物 金のなる木にぴったりの置き場所と冬越し

太陽大好き!でも夏は注意

多肉植物 金のなる木は、とにかく太陽の光が大好きです。お日様によく当ててあげると、葉っぱの色つやが良くなって、ぷっくり元気になります。外で育てるなら、午前中から午後にかけて日がよく当たる場所がベストですね。

でも、真夏のカンカン照りの直射日光は、ちょっと強すぎることがあります。人間が日焼けするように、金のなる木の葉っぱも焼けてしまう「葉焼け」を起こす可能性があるんです。葉っぱが茶色く変色したり、ひどいと枯れてしまったり。夏の間だけは、午後の強い日差しが当たらないように、半日陰に移してあげたり、遮光ネットを使ったりする工夫が必要です。室内で育てる場合も、窓辺など明るい場所を選んであげましょう。日当たりが悪いと、茎が間延びしてひょろひょろになってしまいます。

冬越しは寒さ対策が命

金のなる木は南アフリカ生まれなので、寒さにはあまり強くありません。日本の冬、特に霜が降りるような寒さには耐えられないんです。外で育てている場合は、気温が5度を下回るようになったら、迷わず室内に取り込みましょう。

室内でも、暖房の風が直接当たる場所や、乾燥しすぎる場所は避けた方が無難です。また、窓辺は日中は暖かいですが、夜になると外の冷気が伝わってかなり冷え込みます。特に冷え込む夜は、窓から少し離してあげるなどの配慮が必要かもしれません。理想は、日中は日差しが入って暖かく、夜も極端に冷え込まない、明るい場所。玄関や、暖房のない部屋の窓辺などが適していることが多いです。

  • 春・秋:日当たりの良い屋外または窓辺
  • 夏:真夏の直射日光を避ける(半日陰や遮光)
  • 冬:室内に取り込む(最低気温5度以下になったら)
  • 暖房の風が直接当たらない場所を選ぶ
  • 夜間の窓辺の冷え込みに注意

多肉植物 金のなる木を増やしてみよう!挿し木の方法

多肉植物 金のなる木を増やしてみよう!挿し木の方法

多肉植物 金のなる木を増やしてみよう!挿し木の方法

挿し木で手軽に増やす楽しさ

多肉植物 金のなる木を育てていると、「この子、元気だなあ。もっと増やせないかな?」って思うこと、ありますよね。実は、金のなる木は挿し木っていう方法で、とっても簡単に増やせるんです。特別な道具もいらないし、失敗も少ないから、初めて植物を増やす人にもおすすめ。

自分で挿し木から育てた金のなる木が、少しずつ根を出して、新しい葉っぱを開いていく様子を見るのは、もう格別な喜びです。友達にあげたり、家中に飾ったり、楽しみ方がどんどん広がりますよ。まるで、本当に「木」が増えていくみたいで、ちょっとした錬金術師になった気分?

準備と手順:失敗しない挿し木の方法

挿し木に一番適しているのは、金のなる木が元気に成長する春(4月~6月頃)か秋(9月~10月頃)です。まず、健康な茎を選んで、清潔なハサミやナイフで切ります。長さは5cm~10cmくらいが目安。葉っぱがついていても大丈夫です。

ここからが大事なポイント。切り口をすぐに土に挿すのはダメです。切り口から雑菌が入ったり、腐ったりしやすいからです。切った茎は、風通しの良い日陰に置いて、切り口をしっかり乾かします。だいたい2~3日、切り口がカサブタみたいになればOK。

切り口が乾いたら、いよいよ土に挿します。多肉植物用の土か、赤玉土や鹿沼土などの水はけの良い土を用意して、そこに乾かした茎を挿すだけ。深さは2cm~3cmくらいで十分です。挿した直後は水やりはしません。根が出るまでは、土が乾いていても水はあげずに待ちます。

明るい日陰に置いて、2週間から1ヶ月くらいすると、根が出てきます。根が出てくれば、普通の金のなる木と同じように水やりを開始して大丈夫です。根付いたかどうかは、茎をそっと引っ張ってみて、抵抗があれば成功です。

  • 適期:春(4月~6月)または秋(9月~10月)
  • 健康な茎を5~10cmにカット
  • 切り口を2~3日、風通しの良い日陰でしっかり乾かす
  • 多肉植物用土などに挿す(深さ2~3cm)
  • 挿した直後は水やりしない
  • 明るい日陰で管理
  • 根が出たら水やり開始

多肉植物 金のなる木でよくあるトラブルとその対策

多肉植物 金のなる木でよくあるトラブルとその対策

多肉植物 金のなる木でよくあるトラブルとその対策

葉っぱが教えてくれるSOSサイン

多肉植物 金のなる木を育てていて、一番分かりやすいのが葉っぱの変化です。「あれ?葉っぱが元気ないな?」って思ったら、それは金のなる木からのSOSサインかもしれません。

よくあるのが、葉っぱが黄色くなったり、ブヨブヨになったりすること。これは、ほとんどの場合、水のあげすぎが原因です。根っこが常に湿った状態だと呼吸ができなくなって、根腐れを起こし始めます。こうなると、葉っぱに水分や栄養が届かなくなり、黄色く変色したり、柔らかく腐ったような感じになったりします。

逆に、葉っぱがシワシワになって張りがなくなるのは、水不足のサイン。特に夏や冬の休眠期以外でこうなるなら、水やりが足りていない可能性が高いです。土がカラカラに乾いているか確認して、適切に水やりをしてください。根詰まりしている場合も水が吸えずにシワシワになることがあるので、しばらく植え替えをしていない場合はチェックが必要です。

根腐れを防ぐ水やりと土選び

水のあげすぎによる根腐れは、多肉植物 金のなる木にとって最も致命的なトラブルの一つです。一度根腐れを起こすと、回復させるのが難しくなります。予防が何より大切。

水やりは「乾いたらたっぷり」の基本を徹底すること。特に冬は月に1回程度で十分です。不安なら、土に竹串などを刺して湿り具合を確認しましょう。そして、使う土もすごく大事。水はけの悪い土を使っていると、いつまで経っても土が乾かず、根腐れのリスクが高まります。市販の多肉植物用の土を使うのが一番手軽で安心です。自分でブレンドするなら、赤玉土や鹿沼土を中心に、軽石や腐葉土などを混ぜて、水はけの良い配合にしてください。

  • 葉っぱが黄色くブヨブヨ → 水のあげすぎ(根腐れの可能性)
  • 葉っぱがシワシワ → 水不足または根詰まり
  • 根腐れ対策:水やりの頻度を減らす、水はけの良い土を使う
  • 水やりは土が完全に乾いてから
  • 植え替えで根詰まりを解消

やっかいな害虫から守るには

元気に育っている金のなる木にも、たまに招かれざる客がやってきます。そう、害虫です。カイガラムシやアブラムシなどがつくことがあります。

カイガラムシは白い綿のようなものや、葉っぱや茎にへばりつく小さな殻のような姿をしています。見つけたら、歯ブラシなどでこすり落とすか、ピンセットで取り除いてください。数が多い場合は、多肉植物にも使える薬剤を使うのも手です。アブラムシは新芽や柔らかい葉っぱにつきやすく、これも薬剤で駆除できます。早期発見が重要なので、日頃から葉っぱの裏などもよく観察してあげましょう。風通しを良くしておくことも、害虫予防には効果的です。japanplantcare.comでも、害虫対策について役立つ情報が見つかるかもしれません。

多肉植物 金のなる木、これであなたもマスター?

さて、多肉植物 金のなる木の育て方、どうでしたか? 水のやりすぎは禁物、でもたまにはしっかり。日当たりは好きだけど、真夏はちょっと休憩。風通し大事。このあたりの基本を押さえれば、そうそう枯れるものではありません。もし葉っぱに異変があっても、慌てず原因を探れば大丈夫。植物との付き合いは、観察と試行錯誤の繰り返しです。この記事が、あなたの金のなる木ライフの一助となれば嬉しいです。元気に育てて、その成長を楽しんでください。